【2014年5月17日】みんなで田植え
5月17日の清々しい天候に恵まれた日、京都の静原にある田んぼで、家族や子どもたちを主体にした「みんなで田植え」のイベントを開催しました。
このイベントでは、田んぼに浸かりながら、泥の感触や、苗の感触などを身体で感じ、またその「田んぼ」に生息する生き物などを観察したりと主食であるお米はどうやって出来るのか?は勿論のこと、どのような環境で稲が育つのかを5感で体感しながら学んで行く内容になっています。
「田植え」の指導をいただいたのは、スモールファーマーズの岩崎さん。
今回の「田植え」は昔ながらの手植えで行うことから、苗の扱い方と、植え方の説明を聞きます。
いよいよ、待ちに待った「田植え」の始まり始まり。
機械で植えればすぐに終わる作業を、大勢で泥んこになって大騒ぎしながらの「田植え」でした。
虫が嫌いと言っていた子どもたちも、泥にまみれながら、そこで暮らす生き物たち(アメンボやカエル、今ではめずらしい水生昆虫のコオイムシ等)まで親しみ、最後には、また来たい!と言ってくれました。
一生懸命、植えた苗が、このように奇麗に緑色の筋を描くようになりました。
ご指導いただいた岩崎さんからは、苗3本ひと刺しが、ご飯一膳分ということ話を聞き収穫までの農家の苦労を知るとともに、普段の食に対しての有り難さを子どもも、大人も共に分かっていただけたのでは無いかと思います。
このイベントは年間を通じて「草取り」「収穫」そして最後は「お餅つき」と稲の成長と、子どもの成長とともに続いて行きます。