【2015年3月8日】キッズシェフ 親子料理教室〜いろいろ食べ比べしてみよう〜
「キッズシェフ 親子料理教室〜いろいろ食べ比べしてみよう〜」を開催致しました。
日本味育協会の宮川順子先生を講師に、今回参加してくれたのは11人の子どもたちとそのお母さん、総勢21名。
最初に宮川先生から「今日の目的は味体験を増やすこといろんな味があるんだな~って知ってもらって、自分の好みが見つかったらいいね」。「ただおいしいだけではなく、どうおいしいと思ったのか?言葉にすることが大切よ。ママの味とか、食べたことがある味とか、塩辛いとか何でもいいの、今日は感想をメモしてみようね」とアドバイスをもらいながらスタートしました。
みんなかわいいコックコートを身に着け、とーっても熱心にお話をきき、感じたことをメモにとり、お料理にも積極的に挑戦してくれました。
北海道十勝で自然栽培を行う折笠農場の「さやあかね」「インカのめざめ」「ノーザンルビー」「シャドークイーン」に、九州の「新じゃが」と5種類のジャガイモの食べ比べからスタート。
ジャガイモの種類がこんなにたくさんあることにビックリ!「これは紫イモ?」という質問があったり、「これはいつものジャガイモだね」などなど…5種類のカラフルなジャガイモを見ながら、みんなすでに興味津々です。
そのジャガイモをつぶして、片栗粉をまぜてこねてこねて焼いてとジャガイモ餅を作ります。
ピンクや紫のカラフルなもの、味の濃いもの、水っぽいもの沢山種類があり、子どもたちは形や色、食感。そして味の違いに引き込まれていきます!
ノーザンルビーのジャガイモ餅はかわいいピンク色に、インカのめざめは濃い黄色のかわいい色に仕上がりました。
卵は、ケージ飼いの卵、平飼いの赤玉卵、珍しい青白い卵の3種類を目で見て、割ってみて、オムレツにしてみて比べっこしてみました。
平飼いされたアローカナという珍しい青色卵が「味が濃い」と一番人気♪次は平飼いの赤玉。ケージ飼いの卵は、ちょっとくせがあるかも…という声も。
愛農高校養鶏部出身の楠本了平お兄ちゃんから、鶏がどんな風に卵を産むか、ケージ飼いと平飼いはどうちがうか、どっちが食べたいか?などのお話も聞き、お母さん達も興味津々に聞いておられました。
卵の食べ比べをした後は、みんながおいしいといった平飼い卵をつかったプリン作り!
そして最後はハンバーグ!
牛肉だけのもの、玉ねぎを加えたもの、玉ねぎもパン粉も加えたものの3種類を作って食べ比べ。
牛肉だけのはお肉の旨味が強く、玉ねぎ入りは甘くてジューシー、パン粉がはいるとふわっとやわらかい!とそれぞれの違いを子どもたちは味わっていたようです。
宮川先生から、おいしいってどんな風においしいか表現してみようね。味が濃いってどんな風に濃いの? いろんな味が混ざるとおいしくなるね!などなどのお話もしっかり聞いていっぱい勉強できた教室となりました。
最後はお雛飾りの前でパシャリ!
3時間の長丁場でしたが、子供たちは誰一人飽きることなく、この食べ比べを楽しんでくれました。
また、ご参加くださったお母様からも「知らなかった」「勉強になった」という声を多数いただきました。
宮川先生はじめお手伝いくださった皆様誠にありがとうございました。