【2014年9月26日】実践!生ゴミ堆肥づくり&大根種まき@まちなか広場
今回は、普段子供達の遊び場になっている住宅街に囲まれたとある広場の一角に、畑をつくろう!というプロジェクトがスタートです。
しかも、せっかくなので、生ゴミ堆肥を活用して、日常生活と野菜作りをリンクさせようと思います。
まずは子供達が自分たちの食事で出た生ゴミ(野菜くず)を集め、それを生ゴミ堆肥にする作業を行いました。
以前、吉田俊道先生に教わったとおり、ブルーシートに野菜くずを広げて、微生物が分解しやすいように、それを細かくしていきます。
子供達は大きな石で野菜くずを叩いてつぶしたり、細かくちぎったりと楽しそうに作業をしていました。
その後、米ぬかぼかし肥を野菜全体にまぶしていきます。
そしてその野菜くずを、すでに生ゴミ堆肥化した土に混ぜ込んで、少し水分を加えます。
これで微生物が再び動き出して、野菜くずを食べて分解してくれます。
1週間後には野菜くずは消えてなくなっているかな?
子供達は泥遊びが大好きなせいか、土を混ぜる作業をがんばって手伝ってくれました。
続けて、畑で畝を作って、ダイコンの種まきを行いました。
子供達も種まきは好きなようで、こぞって「種ちょうだい〜」と手を出す様子が印象的でした。
今回は、一般的なF1種に加え、固定種である源助大根の種をまきました。
今の時代、農家も種は購入するものとなり、自家採取はしませんが、このプロジェクトでは、来年春には自家採取をすることで、さらなる命の循環につなぎたいと思います。
また、これまで広い庭で刈った雑草はゴミ袋にいれて家庭ゴミとして捨てていましたが、今回から、そういった雑草や野菜の残さを畝の側面や表面におくことで、土の保湿になったり雑草を抑えることになるので、ゴミも減り、野菜も喜びで一石二鳥となりました。
ここでも自然には無駄が無く、何でも再利用できることの大切さに気づくことができました。
少しずつ、小さくですが、子供たち、大人たちにとっても、学べる機会を増やしてい ければと思います。