【2014年9月16日】火と肉とエネルギーが作る料理の研究

人の体の全細胞の60分の1、1兆もの細胞が日々食べ物によって新しいものと入れ替わる私たちの体・・・。
ロケットストーブや薪オーブン、太陽エネルギーを使ってパンを焼き、肉を焼きみんなで食べる。

日々のエネルギーを日々新たに補給し、燃やすという命の営みを、火と料理で体感するワークショップとして、6月に続き「火と肉とエネルギーが作る料理の研究」と題して9月16日、行動科学研究所の岩田清治先生を講師に開催しました。

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今回の料理教室は、料理を目指す若者や、またこれから社会に出て行く大学生、また一般からの参加とバラエティーに富んだ面々が集うことになりました。この料理教室は、参加者同士で様々な調理器具を使用し調理を行って行くスタイルで、お互いに声を掛け合い、役割分担しながら進めるため、すぐに会場は一つにまとまり楽しい空気に満ちあふれます。
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炭や薪を使って火をおこし、大きなグリルでお肉を焼いたり、鶏の丸焼きがあったり、パンを焼いたり野菜を焼いたり。

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こちらでは「おにぎり部隊」が結成されて、ガヤガヤと賑やかに作業が進んで行きます。

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炭や薪を使って火をおこし、調理してみんなで食べ合う。

火と食事からエネルギーを頂くということをあらためて行動を通して意識する。

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講師の岩田清治先生は、この教室で皆さんにお話されたこと。

「同じものを食べても、それが何処で、誰と、どんな火で料理していただくのかによって、栄養価も美味しさも違ってくる。やはり人はエネルギーを食べるのでしょう」と。

この料理教室は、顔を知らない参加者同士が、役割分担や、調理を声を掛け合い進めていくことで輪を作り、そしてみんなで楽しく美味しく食べることでエネルギーを共有し、活力にするということを体験から、そして食事のあとの講義から学び合います。

そして「美味しいものを最高の火の環境で仲間といただく時、身体を含む”意識”が変容する」ことを通じて心の中までエネルギーに満ちる。

この日は、素晴らしい秋晴れにも恵まれ参加者一同が、心まで祝福された1日となったようです。

ご参加いただいた皆様、岩田清治先生、ありがとうございました!

イベントの様子はこちらの動画でもご覧いただけます。

 


2014-09-16 | Posted in 活動レポート, 生きる, 食べる