【2014年6月18日】完全放牧野生牛と野生の西川奈緒子さんに会いに行く旅

 

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生産者とその現場を直接訪ね、実際に話を聞きながら生産者の想いや、苦労、楽しさなどを参加者と共有したり、情報を交換するという目的のもと、6月18日に放牧牛を生産している北海道にある様似牧場さんへ見学ツアーを行いました。
この見学会には、関西・関東のシェフはじめ、食に関心の高い方々、北海道からは道東の生産者の方々も参加され、総勢40名の参加者が集うイベントとなりました。

今回訪れた日高管内様似町新富は地域人口なんと2人というまさに大自然の広がる場所。この土地で駒谷牛はのびのびと育ちます。ここでは、子牛も自然交配によって生まれ、お母さん牛のおっぱいを飲みながら自然林間放牧によって自然のヨモギ・牧草などを食べて大きくなります。濃厚飼料などは与えず、お水は川にのみに行くという、まさに「完全自然放牧」です。

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実際に、牧場を見、中に入り、生産者である西川さんの話を聞きながら、参加者は牛を求めて広大な牧場を動き回りますが、野生に近い放牧で育てられた牛になかなか近づけません。皆汗だくになりながら大地に歩を進めます。

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この見学ツアーの参加者の中には、お店を休んで参加された、地域の食を支える東西のシェフも数名おられました。顔が見える牛肉を求め、こんなにに遠くても現地まで足を運び、作り手の人柄に触れ、想いも一緒に込めて料理を行いたい!という熱意が伝わってくるそんな場となったことの意義も大きく、その他、食に関心の高いご家族なども集い、食育の輪が繋がる見学会となりました。

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また今回の見学会には、同じ牛を育てる近江牛生産者である木下牧場さんも参加されており、牛のウンチを見ただけで現状の問題点を的確に見抜き、対処法をアドバイスされていました。牛飼いの仲間として、同じ志と価値観を持つ女性としてどうしても来たかったということです。
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このような形で、生産者・食を支えるプロの料理人、販売店、一般参加者とそのご家族。食育の輪が繋がるそして広がる、そんな素敵な見学・交流会でした。

ご参加いただいた皆様、見学させていただいた様似牧場様、ありがとうございました。

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2014-06-11 | Posted in つながる, 活動レポート, 生きる