【2014年12月1日】東京都中央卸売市場・芝浦と場の見学会

「食となる命の現場」である「芝浦と場」の見学会を開催しました。
食肉に関わるプロフェッショナルな仕事の現場を(株)宝山の荻澤さんにご案内いただきました。
荻澤さんは現在、芝浦と場で「吊るし短角」や「寝かせ黒毛母牛」に挑戦されるなど積極的に活動しておられます。

JR品川駅東口から目と鼻の先にある東京都中央卸売市場食肉市場(芝浦と場)は、全国津々浦々から生きた牛や豚が、ここで品質検査を受け、屠畜、出荷されます。
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一日で屠畜されお肉になる牛は約600頭、豚は約1200頭ほど。

これだけ凄い量の屠畜と解体の現場では「命」と向き合う崇高な場所でした。

今回の見学会ではまず、屠畜の様子を解説したビデオと、芝浦と場の歴史や、解体に使用する道具を見学させていただき、除菌作業と完全防備体をし市場内へ移動。特にお肉に関してはBSEや口蹄疫などの感染症対策のため、衛生管理が徹底されているということもあり、現場内でも常に整理整頓が心がけているのが感じられました。

枝肉がずらっと並んだ圧巻の冷蔵庫内では、牛ごとに刻印されている生産情報や、等級など皆さん熱心に見ておられました。

大都会の食肉を支えている現場がCanonやSONYみたいな大企業が居並ぶこのビル群にあるということよりも、この場所は長い歴史の中で、食肉の文化を育み、食卓を支えて来ているのだということを現場の見学を通して深く感じた見学会となりました。

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宝山の荻澤さん、本当に貴重な体験をありがとうございました。


2014-12-01 | Posted in 活動レポート, 生きる