【2014年12月7日】心に火をつけつながる料理

12月7日、6月、9月にも行った「火とエネルギー」を体感する料理教室の第三弾として、今回は料理人や大学生、若者の自立応援サポーター達を対象に開催しました。

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センターに構えられたストーブでは焚き火を起こし、火を守り、参加者たちが、それぞれ自発的に役割分担を行い料理を作っていきます。

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今回の料理教室では、ロケットストーブで、ポップコーンや銀杏を煎り、豚汁をつくったり、おにぎりを握ったり、また鶏の丸焼きやスペアリブ、赤身和牛の塊肉、ソーセージなどをメインディッシュから、粉からの手づくりフランスパンまで豊富なメニューで楽しみました。

大きな塊肉が焼けて行くと、参加者一同から歓声があがります!

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一方、スペアリブは焼き上がりまで丁寧に見守って対応します。

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料理が完成すると、調理担当から切り分け、また盛りつけと参加者同士が声をかけあい役割を担いあいます。

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料理や食事を通じて誰も彼もがいつの間にか自分の役割を見つけ、会場内は「すごーい!」「ありがとう!」「美味しい!」と、笑顔がはじけていました。

料理のあとは、料理教室でご指導いただいた岩田清治先生を交え、心のエネルギーに火をつけるという内容で、参加者全員でディスカッションを行いました。

今日体験した料理で使用する火の熱量の違いによって料理は作られる、またそれを食べた人間は、身体にも火のエネルギーがみなぎる。でも心のエネルギーに火をつけるには、誰と食べるか?またどのように食べるか?も重要な要素であり、また一人一人の心の中の感情を上手くコントロールすることも重要なことだとディスカッションを通じて学びました。

食と火と意識の「食育シリーズ3」は、200℃を超える火と、ぬくもりと、細胞が喜ぶ、美味しい、楽しい、心や人としての再生の時空となりました。

人を温める力が、自分にあるか?と、真冬のガーデンキッチンで、燃える火の勢いから参加者全員が学んだ一日。
火と肉と意識のエネルギーがつくる、素晴らしい体験、本当にありがとうございました。

イベントの様子はこちらの動画でもご覧いただけます。


2014-12-07 | Posted in 活動レポート, 生きる, 食べる