【2014年7月25日】近江牛生産者「木下牧場さん」のお話~牛は何を食べてお肉になるのか〜

「夢は牛のお医者さん」という小学校の夢を実現させた少女のドキュメンタリーと、子どもに向けた講演「牛さんは何を食べてお肉になるのか」というお話の2本立てで、子ども向けに開催したイベントととなりました。

牛さんは何を食べて、どんなお肉になっていくのか、夏休みの企画として近江牛・木下牧場さんのお話を子ども達と一緒に伺いました。

木下牧場さんのお話を聞く前に、ドキュメンタリー映画「夢は牛のお医者さん」の上映も行い生産現場ではなく、獣医という職業を通じて生産者を支え、日本の食を支えている方の映画も見ました。

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たった9人の小さな小学校の子ども達が、家族のように大切に世話を焼いた牛さんに別れを告げる手作りの卒業式のシーンには皆さん涙涙でした。

ダイジェスト動画はこちらでご覧いただけます。

映画の上映会が終了し、木下牧場さんには、「牛は何を食べてお肉になるのか」というお話をいただきました。

実際に牛さんの餌(米ぬか、おから、大豆圧ペン、きな粉、味醂粕、そして人も牛も、モ~最高!と酔っ払いそうな上等の酒粕・・・。どれも、人間が食べても美味しいと思うものばかりでした。)をお持ちいただき、牧草づくり、稲わら集め、国産飼料100%の餌づくりのことから、種付け、妊娠・出産、そして食肉センターに出荷するまでの農家の仕事についてのお話しをいただきました。

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人間が食べても美味しいよ!♪と皆で試食会となり、中でも大豆をいってつぶした大豆圧ペンは大人気で、参加した子ども達が群がっておやつのごとくポリポリ食べてました。
みりん粕も甘く美味!日本酒の酒粕は香り高くかなりの高級品。

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また現在手がけておられる、気の遠くなる手間をかけて、輸入に頼らない飼料でプレミアムな近江牛づくりに挑戦することの大切などもお話くださり、牛を育てるという仕事を楽しそうに話をされていました。

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木下牧場さんの講演の様子はこちらでもご覧いただけます。

実際に牛に与えている飼料の現物を見たり、試食したりすることで安全・安心の取り組みや、美味しいお肉に育てるまでの苦労や努力をお聞きする機会となりました。

特に子どもたちが餌に群がり楽しんで食べている様子は、親御さんにとって何よりの安全への警鐘や関心につながったと思います。


2014-07-25 | Posted in つながる, 活動レポート, 生きる